最近キテます!

最近キテます。けっこうキテます。

何がキテるかって?
それは面接ですよ。メンセツ。
 
先日の「まったくもってできなかった英語面接」の結果が出る前に別の転職エージェントから「書類選考をパスした」と連絡があった。
6月に入って3回目、トータルで4回目の面接となる。
書類選考に落ちまくって1年以上面接に呼ばれることがなかったのがウソのように6月は動きがあった。
40代のその辺のオッサンが1ヶ月で3回も面接に呼ばれるなんて・・・
まさにキテるとしか言いようがない
とうとう来ました。大きな波が。
乗るしかない、このビッグウェーブに!
 
しかも今回は世界的に有名な某外資系メーカー。
正直言って書類選考をパスするとは思っていなかったため何も準備していなかった。
そのため、いつもの如く時間稼ぎも含めなるべく遅い日程で面接の希望日を伝えた。
その日までに企業研究と面接対策を終わらせておくために。
 
そんな訳でまずはホームページを見て企業研究を始めることにした
そこで面接のネタになりそうなことを探す。
ついでに口コミサイトで企業の評判をについて調べてみる。
そこに書かれていた内容はと言うと、
  • 社長に嫌われると退職させられる
  • 落目、業績が良くなる気がしない
  • 個人がいくら頑張っても会社の業績が悪けれは給料が下がる
  • 入ってはいけない会社
などなど悪いことしか書かれていない。
うーん、微妙。
と言うかダメじゃね?
しかしよく見てみると総じて書き込みが古い。
そして数年単位で社長がコロコロ変わっているもよう。
もしそうであれば今の社長になってから好転しているかも。
淡い期待を寄せて一応面接に挑むことにした。
 
面接当日、今回もオンラインでの面接となるのでこの日も午後休を取って自宅で面接を行うこととなった。
6月に入ってから3回目の半休取得。
上司や同僚から怪しまれないか心配になりつつも気にせず午後休を取った。
 
面接開始2時間前に帰宅。
まだ時間があったため最終的な面接対策をしてからいつもの如く身を清め歯磨きをしてから面接に臨む。
前回は外国人との英語面接だったが、今回は日本人による日本語での面接。
なんだろう、この安心感。
日本語って素晴らしい。
 
そんなことを思いながら面接開始時間の2分前に入室。
まだ来ていないようだ。
しばらく待つことにした。
そして面接開始時間、面接を担当する上司に当たる部長さんが入室してきた。
さすが日本人。
どこぞの外国人とは違い時間ピッタリである。
 
簡単なあいさつを交わし、今回募集をかけたポジションの大まかな業務説明をしてくれた。
担当エージェントからジョブディスクリプションをもらっていたので大体は把握できた。
と思う。
 
そしていよいよ面接開始となった。

1. 今までの経歴を含めた自己紹介

やはり定番の質問なのだろう。今回も聞かれた。
さすがに毎回聞かれるだけあってこの質問の回答には慣れてきた。

2. 転職理由

前回と同じで要約すると「今までのキャリアを生かしつつ新たなことにチャレンジしたい」みたいな感じで回答。
これも毎回聞かれるので問題なく答えられたと思う。

3. 自分自身と部下それぞれの担当業務

何かしらアピールする必要があるだろうが思い付かないのでありのままを伝える。
自分の担当業務の中には今回募集されているポジションに近い業務もあったので、念のためそこは力を込めて説明しておいた。

4. どんな社内システムを使用しているか?

SAPの使用経験も聞かれたが、どうやらこの会社は数年前にSAPを導入したらしい。
これには今まで使用してきたシステムを伝える。
そしてSAPに関しては使用したことがないので正直に「ありません」と伝える。

5. 経費削減について

これは私の職務経歴書に大々的に書いてあることであり、私にとって絶好のアピールポイントである。
自分がどのようにして経費を削減したか、結果的に年間でいくら、割合にして何パーセント削減できたかを熱く説明。
しかし反応が薄い。
説明がわかりにくかったのだろうか。
少し不安になる。

6. 逆質問

「最後になりますが、質問はありますか?」と来た。
え?!
もう終わり??
正直そう思った。
と言ってもこちらからはどうすることもできない。
「もうちょっといろいろ聞いてもらってもいいですか?」
なんて言えるわけでもないので従うしかない。
そんな訳で、これには所属する部署について少し詳しく説明して欲しいと依頼。
部下が付くが彼等がそれぞれどのような業務を行っているのかを知りたかった。
と言うのは建前で、用意しておいた質問が面接の中で説明されたので質問がなくなってしまったのが正直なところ。
苦し紛れの質問だったがなんとかごまかせたと思う。
一通り説明してもらったあと「他にありますか?」と来たので「イヤ、ありません」と答える。
転職エージェントからのアドバイスによると、本来ならば最低でも3個は質問を用意しておくべきらしい。
今回のように面接の途中で説明されることもあるので5個くらいは用意しておいたほうが無難かもしれない。
 
これにて面接は終了。
時間にして30分もなかった。やっぱり短い。
正直言って感触はなかった。
まったくと言っていいほど感触はなかった。
質問数も少なかったしあまり深掘りもされなかった。
相手をしてくれた部長さんもあまり面接に慣れていないのだろうか
そんな感じだった。
 
面接後、担当エージェントに面接で聞かれた事と感触をメールしておいた。
正直に書くのがめんどくさかったので「良くもないが悪くもなかった」と。
 
そして数日後、仕事中に担当エージェントから電話がかかってくる。
「ブルータス、お前もか」
そんな言葉が脳裏を横切った。

他のエージェントからもそうだが、転職エージェントは結果に対して電話で報告したがる傾向があるようだ。
たとえそれが不採用の報告であっても。

こちらとしては仕事中に転職エージェントからの電話には出られない。
どうせしばらくすればメールが送られてくるだろう。
ほっとけばいい。
そう思って放置を決め込んだ。
数分後、予想通りメールが届く。
期待しないで軽い気持ちでメールを開いてみるとそこには・・・
ななななんと
一次面接を通過して最終面接になりました」と書いてあった。
マジっすか?
あれで通過しちゃうの?
嬉しさよりも驚きの方が大きかった。
そんな印象だったことは今でもなんとなく覚えてる。
 
そしてメールには「最終面接は日本人の社長と対面で行われる」と書いてあった。
マジっすか?
外資系の管理職の面接なのに英語で行われないらしい。
本国の外国人と英語で面接を行う必要がない。
これはチャンス!
やはりキテる!
なんかイケるかも。
そんな気がした。
 
しかし最終面接は社長である。
いよいよラスボスの登場となった。
強敵には違いないがこのラスボスを倒さなければ先には進めない。
この勢いで見事ラスボスを撃破するべく最終的な面接対策に入ることにした。
 
つづく。
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