今までに転職をしたことがない人からすれば、実際に転職活動ってどうすればいいのか分からないかもしれないので改めて40代にも有効かもしれない代表的な方法を書き出してみた。
大きく分けて下記5パターンだろうか。
1. ハローワーク
2. コネ、人脈、ヘッドハンティング
3. 新聞、求人誌、フリーペーパー
4. 転職サイト
5. 転職エージェント
1. ハローワークについて
言わずと知れた厚生労働省が管轄する行政機関の職業紹介所となる。
求人検索はもちろん、ハローワークの職員に履歴書、職務経歴書の書き方や面接対策などを含め、いろいろ相談することも可能となる。
転職と言ったらまずはハローワークを思い浮かべる人も多いと思うので行ってみる価値はある。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
2. コネ、人脈、ヘッドハンティングについて
個人的には転職につながるコネや人脈はともに皆無であり、残念ながらヘッドハンティングされるほど優秀でもないのでこの方法は私には通用しない。
しかし、過去に勤めた会社では新しく社長が就任する際に前職から部下を引き連れてきたことがあった。もちろん彼らにはそれなりのポジションが用意されている。
そういった意味ではこういう転職方法もアリかもしれない。
この場合、引き連れて行かれるほど優秀であること、もしくは気に入られていることが条件となる。
社長を含め偉い人たちとは仲良くなっておこう。
3. 新聞、雑誌、フリーペーパーについて
私自身、新聞掲載の求人に応募して正社員として採用された経験がある。ブラックだったけど。
その会社曰く「今の時代に新聞を読むような真面目な人」を採用したかったらしく敢えて新聞にしか求人を出さなかったとのこと。ブラックのくせに生意気な。
そういう会社もあるらしい。
しかし、いかんせんこれは10年程前のことなので今ではどうだろうか。
紙媒体は今更感が強く積極的に活用するメリットは少ないかもしれないが、可能性は0ではないのでチェックしてみるのもいいだろう。
4. 転職サイトについて
転職サイトに登録するメリットは大きく2つある。
- 提供するサービスを受けられる。
気になる求人があれば好きなだけ応募できる。
また、サイトを通じて企業側から直接スカウトメールが届くこともある。
さらに、登録者には無料で下記のようなサービスを提供してくれるサイトもある。
・職務経歴書の添削
・強み弱み診断
・説明会やセミナーへの参加 など
これらサービスを受けるだけでもいいのでぜひ活用しよう。 - 転職エージェントからスカウトメールが届くことがある。
転職エージェントもこのような転職サイトは常にチェックしている。
登録した求職者の情報が転職エージェントの抱えている求人にマッチすればスカウトメールが届く。
また、たとえその時に紹介できる求人がなくてもキャリアがしっかりしていれば「とりあえず登録しませんか?」と連絡が来ることもある。
これを機に転職エージェントと繋がりを持つことができれば転職活動の幅が広がるかもしれない。
私自身も過去に転職サイト経由で転職エージェントからスカウトメールを受け取り、それがきっかけで転職できたことがあるのでぜひ試してみて欲しい。
システムが勝手に送信している自動メールかもしれない。
「スカウトメールを受取る → 意気揚々と応募する → 書類選考で不採用」
という嫌がらせもある。
普通にあるから気を付けよう。
なお、転職サイトは大きく分けて下記2種類になるのでそれぞれ複数登録することを強く勧める。ただし、どこでもいいわけではない。
- すべての年代、業界や職種に対応しているオールラウンド型。
- 年代、業界、ハイクラスなど何かしら得意分野を持った特化型。
それぞれ特色があるので自身のキャリアに合ったサイトに登録しよう。
私は少なくともオールラウンド型、特化型それぞれ2サイトずつくらいは登録するようにしている。まずはそれくらいで様子を見てみようと思う。動きが少ないようであれば追加で別のサイトに登録してみればいい。
5. 転職エージェントについて
転職サイトと同じく、複数の会社に登録することを激しく勧める。
しかし、これもどこでもいいわけではない。
転職エージェントによって得意な分野が異なるので各エージェントのホームページをよく見て自身のキャリアに合ったエージェントを見つけよう。
転職エージェントに登録するメリットも大きい。
求職者のキャリアにマッチした求人を紹介してくれるのはもちろん、基本的には担当者が付くのでいろいろ相談したりアドバイスをもらうことも可能となる。
また、面接の日程調整や給与交渉など個人では対応が難しいことも代理で行ってくれることもある。
個人的には1番有効な手段だと思っている。是が非でも登録しよう。
登録方法は「4. 転職サイトについて」で述べたように転職サイトを通じてスカウトメールを受け取るか、自分からホームページを経由して登録するかだろう。
積極的に活動するなら自分からどんどん転職エージェントに登録しよう。
自身の積んできたキャリアによっては「ご登録いただいてもご紹介できる求人はございません」と氷のように冷たい返事が来ることもあるが気にしない。決して気にしてはいけない。
番外編
気になる企業のホームページを見てみよう。
たまにホームページ内で求人を出していることもあるのでこまめにチェックしてみることを勧める。
また、求人が出ていなくても気になる企業に勝手に履歴書と職務経歴書を送り付けるのも1つの手かもしれない。
恐らく、ほぼ無視されるか送った書類が返送されてくるだろう。
何度そうなっても折れない心を持った人には勧めたい。
なお、私の知り合いはこの方法で実際に採用されたことがある。
もしかしたら面接に呼ばれる可能性もある。かもしれない。
もちろんこれら以外にも転職の方法はある。
今回、私は転職サイトと転職エージェントを中心に活動していく予定だが、人によってはハローワークも有効な手段の1つとなるかもしれない。
活動方法は人それぞれなので自分に合ったやり方を見つけよう。