ブログを開始して5カ月が経過した今になってようやく記念すべき(?)20記事目となる今回、私でもなんとか審査に合格することができた「Google AdSense」について書いてみようと思う。
もちろんブログを運営するにあたりGoogle AdSenseの審査に合格することが目的ではないし、合格しないとダメというわけでもない。
しかし「Google AdSenseの審査に合格したブログ」というのは運営者にとって一つのステータスとなるだろうし、収益化を図る上でも欠かすことはできないので審査に合格しておきたいと思う人も多いだろう。
今回は転職活動とは関係ない記事となるが、多くの方々が審査に合格するために苦労している現状を見て少しでもお役に立てればと思い記事にすることにした。
まったくの初心者である私が運営しているこのブログでも審査に合格することができた。どうやって合格まで辿り着くことができたのか、その内容をまとめてみようと思う。
まずは、申請時のブログがどんな状況だったかを見てみよう。
申請時のブログデータ
x-server使用 | |
独自ドメイン取得済 | |
ブログ運営期間 | 2ヶ月 |
Google Search Console | 連携済み |
Google Analytics | 連携済み |
Google AdSense以外の広告 | なし |
記事数 | 12 |
最少文字数 | 約2,000 |
最多文字数 | 約2,600 |
平均文字数 | 約2,300 |
お問い合わせフォーム | あり |
プライバシーポリシー | あり |
サイトマップ | あり |
プロフィール | なし |
記事中の画像 | 一切なし |
定型文 | タイトルに使用 |
ブログランキング | 登録済み |
ツイッター | あり |
上記の内容で今年の1月1日に審査に申し込むも、6時間後には「残念ながら現時点ではAdSenseへのご利用が承認できませんでした」と速攻で不承認のメールを受け取るという幸先の悪い1年となったのはまだ記憶に新しい。
正月早々出鼻をくじかれた感じとなったがそんなことを言っている場合ではない。承認されなかった原因を追求しなければならない。
そんな訳で、まずは届いたメールに承認されなかった理由らしきものが書かれていたのでそれを読んでみることにした。
1. 複数のポリシー違反が確認されたため、サイトを承認できません
2. 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)
抽象的すぎて意味分かんねっす。
1の「ポリシー違反」については心当たりがないので後回し。
2の「価値の低い広告枠」については取り敢えずブログ自体がコピーとみなされてしまったのだろうと推測できるが、何がダメでどこをどのように改善すればいいのかが分からない。
指摘された件に関してはもっと具体的に書いてくれないのだろうか。
審査で承認されなかった人は皆そう思うはず。
分からないなりにいろいろ調べてみたところ「Google AdSenseコミュニティ」なるものがあるではないか。
これはAdSenseに関して困っている人が質問をすると詳しい人が丁寧に教えてくれたりアドバイスをくれたりする、言わば「AdSenseのお悩み相談コーナー」みたいな場所となる。
まずはここで聞いてみることにした。
過去の質問を見てみるとAdSenseの不承認に関してはブログの概要を軽く説明し、URLを貼り付けて実際にブログを見てもらう。その上でアドバイスをもらうのが一般的のようだったので私もそのようにしてみた。
質問を投稿後、お二方からアドバイスが寄せられたので読んでみた。
- オリジナルと謳ってはいるが書かれている内容は全体的に至極当たり前の事でありコピーと見なされても仕方ない。オリジナリティがない。
- 読んでいて暗い気分になったりイラっとすることがある。
状況の詳細を記述したり、自分で撮影した写真を使用するなどして独自性を高める必要がある。
大まかに言うとこんな感じのなかなか辛辣なアドバイスでございました。
と言う訳でちょっとへこみながらもすべての記事を見直すことにした。
・読み手の役に立つ内容を意識する
・ネガティブな表現を避ける
・ブログ内でも同じ表現を避ける
・実体験を色濃く出す
・資料やデータを使用する
・ふざけすぎない
これらに注意しながら3週間かけてすべての記事を修正。
1つだけどう修正してもどうにもならない記事があったのでためらわず削除。
その代わりAdSense対策用として上記注意点を意識した記事を1つ追加して合計記事数は12をキープしておいた。
これにより全体的に文字数が1〜2割程アップ。AdSense的にはあまり関係ないかもしれないが文字数は多いに越したことはないだろう。
修正後のブログデータ
x-server使用 | |
独自ドメイン取得済 | |
ブログ運営期間 | 2ヶ月と3週間 |
Google Search Console | 連携済み |
Google Analytics | 連携済み |
Google AdSense以外の広告 | なし |
記事数 | 12 |
最少文字数 | 約2,100 |
最多文字数 | 約3,500 |
平均文字数 | 約2,600 |
お問い合わせフォーム | あり |
プライバシーポリシー | あり |
サイトマップ | あり |
プロフィール | なし |
記事中の画像 | データ引用あり |
定型文 | なし |
ブログランキング | 削除 |
ツイッター | 削除 |
修正点のまとめ
- すべての記事の見直し。少しマジメに書き、読み手に有益となるよう意識した。
- 文字だけだとあまりよろしくないようだが画像を使用するブログでもないので代わりにデータを引用
- タイトルに定型文を使用していたがコピーとみなされる可能性があったため変更(今は一部で定型文使用)
- ブログランキングも外したほうがいいというサイトも多々あったため削除(今は復活済み)
- ついでにツイッターもなんとなく削除(今は復活済み)
やっておくべきこと
- Search ConsoleやAnalyticsとの連携。
- お問い合わせフォームの作成
- プライバシーポリシーの作成
- サイトマップの作成
- プロフィールもあった方がいいらしいが書く元気がなかったので不本意ながら無しのまま。
その他
多くのAdSense攻略のブログに書かれているが、AdSense以外の広告はあっても問題ないようだ。しかし念には念を入れて広告は無しのままにしておいた。
また、巷の噂では記事内に企業名が入ると審査に合格しにくくなるとかならないとか。
しかし、このブログのように転職サイトや転職エージェントなどどうしても企業名を書かなければ成り立たないケースもある。
「転職サイトAやBに登録した」とか「転職エージェントCやDと面談してきた」とか言われてもピンと来ないだろう。記事の信憑性すら疑われてしまう。
そんな訳でこのブログでは企業名はオープンにすることにしている。(応募した求人に関しては非公開とする)
今回は企業名が入っていても問題なく合格できたのであまり関係ないのかもしれない。
なお、審査において記事数は多ければいいわけではない。記事数が多いと審査に承認されなかった場合の修正が大変になる。10個くらい書いたら一旦審査に申し込んでみてもいいだろう。
上記のように一応いろいろと考えて修正を加え、1月24日に身を清めてから祈りながら恐る恐る2回目の審査に臨んだ。
そして待つことおよそ19時間。やってきましたその時が。
来たよコレ。
なんと、めでたく2回目の審査で無事合格することができた。おめでとう!
目頭が熱くなった。
今回たまたま運よく合格できたが、1番大事なのはやはり記事の内容なのではないだろうか。
合格するには読み手に有益な情報であり独自性の高い内容であることが必要とされるが、これだけありとあらゆるジャンルのブログが溢れている今の時代にオリジナリティを求められても正直難しいかもしれない。コピーと見なされてしまうのも仕方ないだろう。
しかしちょっと工夫することで審査に合格する可能性は十分ある。
気合と根性と折れない心で諦めずいろいろ試して頑張ってみよう。
なお、複数のポリシー違反に関しては結局のところ何もしていない。
何がポリシー違反だったのか最後まで分からなかったが他の部分を修正しているうちに改善されたのだろうと勝手に解釈している。
取り敢えず合格できたのでそれで良しとしよう。
以上、Google AdSenseに合格するために実際に行ったことをまとめてみた。
少しでも参考になればと思う。