大好評だったかどうかは分からないが前回の外資系あるある10選に続き、今回はあるあるシリーズ第2弾として転職エージェントあるあるを記事にしてみようと思う。
転職エージェントに登録していると
これって自分だけ?
みんなも同じなのだろうか?
とか、この対応はどうなの?
などなどいろいろ不安に思うこともあるかもしれない。
かと言って転職活動に関しては誰かに相談するのも気が引ける部分もある。
この記事を読んでそんな方々が少しでも安心して転職活動を行えるようになればと思う。
それでは行ってみよう。
1. 複数の転職エージェントから同じ求人を紹介される
企業も複数の転職エージェントに求人の紹介を依頼するのが一般的となる。
1社にしか依頼していなかった場合、企業側が期待するような人材を紹介してもらえなかったら目も当てられない。
そのため、複数のエージェントに依頼し、より多くの人材の中から候補者を選びたいだろう。
そして求職者も。
より多くの求人を紹介してもらうために複数の転職エージェントに登録している人がほとんどだろう。
そうなると必然的にそれぞれのエージェントから同じ求人を紹介されることになる。
複数の転職エージェントから同じ求人に申し込むのは御法度となるので気を付けよう。
どの転職エージェントを経由して申し込むかは求職者の判断で構わない。
1番多く紹介してくれているエージェントであったり、1番親身になってくれているエージェントであったり。
自分の勘を信じよう。
ちなみに私は1番早く紹介してくれたエージェントに申し込むようにしている。
2. 平日昼間に電話してくる
新しい求人の紹介や申し込んでいた求人のフィードバックがほとんどだが、平日昼間に電話されても出られない。
仕事中だし社内でエージェントと転職活動についての電話はできない。
特に私は外資系の転職エージェントがほとんどなので電話でのやり取りも英語が多い。
仕事中に電話でしかもいきなり英語で話し始めたら絶対に怪しまれる。
と言うかバレる。
基本的には電話に出ないが何かの拍子に出てしまった場合は非常に困る。
メールにして欲しい。
3. 結果に対してのフィードバックがない
実はこれはけっこう頻繁にある。
書類選考の結果や面接の結果などいくら待っても返事が来ない。
返事が無いイコール不採用という認識で間違いないがさすがにちょっと悲しい。
この場合、基本的に私は放置するが特に気になっていた求人にだけは催促するようにしている。
まぁ、悪びれることなく普通に不採用でしたと言われて終わりだけどね。
企業から返事がないのか、エージェントが忘れているのかは分からない。
しかし、せめて返事くらいはしようよ。
4. 諸々異なる求人を紹介される
どさくさに紛れて今までのキャリアとは関係なかったり希望に沿わない求人を紹介してくることもある。
転職エージェントにもノルマがある。
そのノルマを達成するために無理矢理ぶっこんで来た可能性がある。
しかし、例えそうであっても「今までのヒアリングで何を聞いていたのだ?」とツッコミたくなる。
「年齢的にキャリアチェンジをするなら今がラストチャンスです」とか適当なこと言って応募させようとするので気を付けよう。
気に入らない求人であれば断って構わない。
もしその場で断りにくいようであれば「家に帰ってから検討します」とか言ってその場では返事をせずに後日メールなりで断ればいいだろう。
5. 派遣の仕事を紹介してくる
4の「諸々異なる求人を紹介される」に似ているがこちらは派遣なので別枠にさせてもらった。
今現在正社員で働いている人間に対し派遣の仕事を紹介してくる転職エージェントがいる。
もちろん派遣の仕事を希望している訳ではない。
そのエージェントからすれば派遣くらいしか紹介できる求人がないのかもしれない。
残念ながらそう見られているのだろう。
それにしても正社員で転職活動をしている求職者に対して派遣を紹介するってどうなのよ?
その転職エージェント内での自分の立ち位置がわかってしまう瞬間である。
6. 面談に行くものの求人を紹介されない
これには2パターンある。
と勝手に思っている。
1つ目はエージェントから見てこのキャリアなら転職できると判断された場合。
エージェントからすれば優良物件となる求職者は1人でも多く押さえておきたい。
たとえその時に紹介できる求人がなくても取り敢えず登録だけしておいてもらい「マッチする求人が出たらすぐに紹介したい」というのがエージェントの本音だろう。
求人が出たら求職者にコンタクトを取り、面談をしてからの紹介となると時間がかかってしまう。
その間に他のエージェントから同じ求人を先に紹介されてしまう可能性もある。
それを避けるためにもまずは登録だけでもしておいてもらい、すぐに紹介できる体制を作っておきたい。
このような理由で紹介できる求人がなくても転職サイトを通じて「登録しませんか?」とスカウトメールが来ることがあっても不思議ではない。
2つ目はもともと紹介しようと思っていた求人があったが面談の結果、ちょっと違うかもと判断された場合。
良くも悪くもイメージと違ったり、求職者の希望には沿わない求人だと思われれば紹介を取り止めることもあるだろう。
喜び勇んで面談に行ったけど求人を紹介されなかったからと言って悲観することなかれ。
いい意味で紹介されなかったと勝手に思い込んでポジティブに捉えよう。
ただし、悲観した方がいいケースもある。
7. 2回目の紹介がない
面談に行ってその時は求人を紹介されたもののその後が続かないってことが多々ある。
または上記6の「面談に行くものの求人を紹介されない」のように面談を行なって登録したものの求人を紹介してもらうことのないまま音信不通となるケースもある。
特に小規模の転職エージェントでは多いような気がするが珍しいことではない。
もしそうなったら「ご縁がなかった」と切り捨てていいだろう。
と言うかすでに自分が切り捨てられている可能性が高い。
もう連絡は来ないと思った方がいい。
8. 大卒でないことに対し気を使われる
これは大学を出ていない登録者に対してとなる。
転職エージェントで紹介されるような求人の多くは大卒以上の学歴が条件に盛り込まれていることが多い。
しかしながら、エージェントは私のように大学を卒業していない求職者にも大卒以上が条件の求人を平気で紹介してくる。
そこを指摘すると「大卒が条件となっていますが今までのキャリアを見れば十分申し込めるスキルを持っています」とか「大卒以上と書いてはありますが、企業側もそこまで学歴に拘っていません」とか気を使いながら言ってくる。
ホントかよと思いつつ申し込んでもだいたいが書類選考で落ちるが稀に面接まで行くこともあるのであながちウソではないようだ。
しかし、中には「申し上げにくいのですが・・・」と前置きしつつ
「転職さんは大学を出ておられないので紹介できる求人に限りがあります」とハッキリ言われたことも何度かある。
低学歴でスミマセン。
ちなみに今の会社は専門、短大卒以上が条件だったからセーフ。
9. 過去に属していた企業を紹介してくる
さすがにそれはないだろうと思われるかもしれないが実際にあったこととなる。
しかも1回ではない。
まったく同じ部署ではないが同じ会社である。
求職者の社歴を見ていないのだろうか。
ダメでしょ。
受けても受からないよ。
と言うか受けないよ。
なぜ紹介してきた?
10. 逆に会社の情報を探りにくる
一通り面談が終わるとちょっと雑談することが多々ある。
その際、やたらと勤務している会社の内情を聞かれたりすることがある。
私の会社の人事担当がその転職エージェントに求人を依頼することがあるからなのだが、社長や部長クラスの人柄や社内の雰囲気についてが多い。
また、会社で退職者が続いたときはその理由など人に紹介するにあたり有益となりそうな情報を知りたがる。
このあたりは実際に勤務した経験のある者にしか分からないことかもしれないので生の声として聞いておきたいのだろう。
しかし、こちらとしても会社のことをベラベラと喋るわけにもいかないので当たり障りのない答えで適当にごまかすようにしている。
余計なことはあまり話さない方が無難だろう。
以上、一部管理人の実体験も含まれるが転職エージェントあるある10選となる。
皆さんはいくつ該当しただろうか。
転職エージェントに登録しているとこのようなことが頻繁に起こるが決して自分だけではないはず。
心配しなくていい。
転職エージェントと言ってもいろんな会社があるしいろんな人がいる。
優秀な人もいればそうでもない人もいるかもしれない。
「みんながみんなちゃんと対応してくれるわけではない」と思い多くのエージェントと会ってみて自分に合うエージェントを探してみてはいかがだろうか。