外資系企業における英語の実態

皆さんは「外資系企業」と聞いたらどの程度の英語力が必要だと思うだろうか。
外資系と聞くと

  • 上司が外国人だったりするかもしれないからコミュニケーションが取りにくそう。
  • オフィス勤務の半分くらいが外国人で日常的に英語が飛び交ってそう。
  • 日本人スタッフも帰国子女とかが多そう。
  • 普段のミーティングとかも英語で行われてそう。
  • そもそも外資なんだから英語が出来てあたりまえ。

そんな風に思っている人もいるかもしれない。

しかしそんなことはない。
決してそんなことはない。


先の記事である「外資系あるある10選」でもちょっと触れたが、外資だからと言って全員が全員必ずしも英語が必要なわけではないしできるわけではない。

部署や立場によって英語の必要性はまったくと言っていいほど異なる。

そんな実態を外資系企業3社で勤務経験のある管理人である転職スルオが「外資系企業における英語の実態」として記事にしてみようと思う。
外資系への転職を考えている方々は参考にしてみて欲しい。

外資での英語の必要性

まずは外資系企業に勤務するにあたり、英語力は間違いなくあったほうがいい。
たとえ業務で英語を使用しない部署であっても英語力があるに越したことはない。
予期せぬ場面でいきなり英語を使わざるを得ないケースに遭遇するかもしれない。

例えば・・・

  1. 急遽、外国人とのミーティングに参加することになるかもしれない 。
  2. いきなり外国人と一緒にランチに行かされるかもしれない 。
  3. 付き添いで空港まで外国人の送迎させられるもしれない 。

①はまぁ許せる。
いきなり1対1のミーティングはないだろう。同席者がいるはず。
同席者が話してくれればその場はなんとかごまかせる。
英語ができないのであれば
できるだけ同席者に話させよう。

しかし②と③は厳しい。非常に厳しい。
ある程度英語ができないと罰ゲームになる。
自分も気を遣うが相手にはそれ以上に気を遣わせる。
当たり障りない天気の話などしても数分で終わってしまうし会話が続かないと微妙な空気になることは容易に想像できるだろう。
時間の経過がものすごく遅く感じるときである。

っつーか1人で行けよ。

稀なケースかもしれないが、これらのすべては「とある40代サラリーマンの若かりし頃の実体験」となる。

このようにいつ英語を使う状況に陥るか分からない。
外資である以上、その部分は覚悟して準備しておく必要があるかもしれない。


もちろん誰であろうと日常的に英語を使用する頻度の高い職場もある。
メール、会議、プレゼンなどあらゆる場面で英語を使用しなければならない。
と言うかそれが普通なのかもしれない。
外資なのだから。

また、上のポジションを目指すのであれば英語は必須となるだろう。
将来的に管理職を狙うのであれば早めに勉強を始めておくことを勧める。


ただ、実際は英語を使う機会すらあまりなく、基本的には日本語でこと足りる。
あるとすればメールでのやり取りのみという人も少なくないのもまた事実である。

取引先が国内に限られる営業スタッフや店舗での販売スタッフなどは英語でのメールのやり取りすらないかもしれない。

ちなみに私の現職の部署には8人の正社員がいるが会議などで英語を使用するのは3人のみ。
残りの5人は簡単なメールでしか英語を使用しない。
ちなみに私は前者の3人に含まれる。
無理矢理そのメンバーにぶっ込まれたからけっこうツライ。

このように外資だけど英語を使わない部署もある。
英語が出来なくても外資系に転職できるチャンスはいくらでもある。
かもしれない。

TOEICは必要?

外資系企業の求人には目安となるTOEICのスコアが記載されていることが多々ある。
やはり企業側も応募者にはある程度の英語力を求めたいのだろう。

今まで立派なキャリアを積んできても英語がまったくできないがためにその力を十分に発揮できないこともある。
企業側からすると、そうならないためにも1つの目安として応募者の英語力を測る意味でもTOEICのスコアは必要だろう。

管理人の経験からして企業が提示するスコアはスタッフレベルで600点、管理職であれば最低700~800点くらいが多い気がする。
もちろん職種や役職によって異なるが、外資系への転職を目指すならこれくらいを目標として頑張ってみよう。

また、入社後であっても評価の対象としたり昇進の条件としてTOEICのスコアを求める企業もある。

いずれにしてもTOEICは必要であると思っていた方がいいだろう。

TOIECのスコア以上に重要なこと

しかし、本当に必要なのはTOEICのスコアではなく、英語によるコミュケーション能力ではないだろうか。

実際に仕事で使うのは英会話と読み書きだろう。
正直、読み書きは何とかなる。
多少の時間はかかるかもしれないがGoogle翻訳やその他の翻訳アプリを駆使すればそれなりの文章にはなる。

ただし、会話はそうは行かない。
コロナの影響か、ここ1~2年でWEB会議のツールが急速に普及したせいで以前に比べ手軽にWEBでの会議が行われるようになった気がする。
それに伴い否が応でも英会話の使用頻度も高くなる。
英会話ができない人であれば会議中は結構ツライ思いをすることになるだろう。

また、外資系であれば入社面接が英語で行われることも珍しくない。
特に40代であれば管理職としての求人も多い。
その場合、必ずと言っていいほど英語での面接がある。

いくらTOEICのスコアが高くても英語でコミュケーションが図れなければ面接で不採用となる確率が上がってしまうだろう。

英語ができないことによるデメリット

前述したが、外資系に勤務するにあたり英語は間違いなくできたほうがいい。
それでは英語ができないとどんなデメリットがあるだろうか。
下記にまとめてみよう。

  1. 業務の幅が広がらない
    英語ができないと海外と絡む仕事を任せてもらえないこともある。
    また、海外とのミーティングに呼ばれなくなる可能性もある。
    ともに英語力がないことによるコミュニケーション不足が原因でミスが起こりかねない。
    だったら最初から任せない方が無難と判断されてしまう。
    外資系勤務者にとってこれは致命的となるかもしれない。
  2. 昇進にかかわる
    日本企業にもあることだが、管理職になるにはTOEICで何点以上のスコアが必要と決められている企業も少なくない。
    また、実務においても管理職ともなれば英語を使用して本国や他国のスタッフと会議を開いたりすることも多くなりその必要性がより増すだろう。
    ①の「業務の幅が広がらない」と関連する部分もあるが、英語ができないことで業務が滞るようなことになれば、いくら優秀であってもマイナス評価となり昇進に響く可能性もある
  3. そもそも入社できない
    40代であれば管理職での入社となることも多い。
    そうなると必ずと言っていいほど英語での面接が実施される。
    英語が出来なければこの面接を突破することはなかなか難しいだろう。
    (経験者は語る)

まとめ

職種や立場によっては英語が出来なくても外資に転職できる可能性はある。
ただ、入社前にTOEICで最低でも700、できれば800点は取っておきたい。
気合と根性で何とか取れるギリギリの点数だろう。

履歴書にTOEICの高得点が記載できればそれだけで書類選考の通過率が変わってくる可能性がある。
書類選考を通らなければ面接まで辿り着けない。
そのためには一目でわかるTOEICの高得点はアポールポイントになるだろう。

また、管理職での求人であればさらに英会話力も求められる。
英語での面接をクリアする必要があるので英会話も必須となることも覚えておこう。

入社したからと言って安心することなかれ。
外資系である以上、業務で英語を使いことも多いし、
上を目指すならやはり英語は必須となることだろう。
入社後も英語力は最低でも現状維持、できれば伸ばし続けたほうがいい。

英語ができない私が言うのもおこがましいが、自分自身のためにもぜひ英語力は伸ばし続けて欲しい。

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