5月某日、転職エージェントから紹介してもらった会社に申し込んだところ担当エージェントから「書類選考を通過して面接になりました!」と連絡が来た。
転職活動を始めて1年半、なんとか辿り着いた2回目の面接となる。
1年半で2回目・・・
転職活動を開始して1年半も経過して2回目の面接ですよあなた。
個人の問題かもしれないが、いくら40代の転職が厳しいとは言えちょっとヒドいと思ったのは私だけではないはず。
こんなもんだろうか。
そんな訳で今回はようやく掴んだこの2回目となる面接のことを記事にすることにした。
備忘録として残しておき、次に繋げられればと思う。
それでは行ってみよう。
担当エージェントから書類選考をパスしたとの連絡とともに「面接の日程を調整したいから都合の付く日時を2〜3上げて欲しい」とのメールを受け取った。
いくつか日程を提示されていたが、仕事の都合でどれも無理。
と言うことで時間稼ぎも含め翌週でどうかと返事をしたところ快諾してもらえたので一安心。
これで面接の準備と企業研究に時間が割ける。
少しだが心にゆとりができた。
今回の面接はコロナの影響もありZOOMで行われることとなったようだ。
私にとっては初のオンライン面接である。
ZOOMは自分のPCに入れていなかったため急遽インストール。
念の為、動作確認をしておき問題なく使用できることを確認しておいた。
面接当日、午後休を取っていたため面接開始2時間前に帰宅。
早めにセッティングだけは済ませておき、身を清め、歯みがきをしてその時を待つことにした。
歯みがきの途中、何度かオエオエしたのは緊張していたからだろうか。
すべての準備を済ませ面接開始2分前に入室。
すでに面接官が待ち構えていた。
今回は人事担当者との1対1となる。
そしていよいよ面接開始。
最初に会社説明があり30分以上が経過。
「長えよっ!」と途中でツッコミを入れたくなったがそんなこと言えるわけもなく適当な相槌を打ちながら笑顔で聞くワタクシ。
そしてあまりの長さに面接対策で暗記したおいた(自分なりの)模範解答を忘れるというハプニングが発生するもお構いなしに面接スタート。
まずは自己紹介
これは想定内。
あらかじめ準備しておいたため問題なく回答できた。と思う。
次に転職理由
これも想定内。
しかし、前回の面接時にうまく答えられなかったこともあり、今回は練りに練った(自分なりの)模範解答を丸暗記して面接に臨むも前述の長い会社説明の間に忘れるという痛恨のミス。
カンペを用意しておくべきだったと反省。
結局、グダグダ感満載の中途半端な答えとなってしまいアピールポイント無しで終わったことは猛省すべき点となった。
続いて現職の組織
これも比較的良く聞かれる。
特にアピールするポイントでもないと思うので現状をそのまま伝えた。
・組織の人数と役職
・各々の役割
・自分の業務
・部下の業務
こんなところだろうか。
念のため「現在の役職は課長代理だが、課長不在のため実質課長職相当の業務を任されています」と付け加えておいた。
続いてチームマネジメントの方針
これは来るかもしれないと準備していた質問。
あらかじめ用意しておいたことを答えるも反応が鈍い。
どうやらちょっと弱いらしい。
深掘りされたので補足をしてもやっぱりイマイチな反応。
微妙な空気になる。
続いてどんな人と一緒に働きたくないか
初めて聞かれた質問だった。
考えても模範解答が瞬時に思い浮かばなかったため素直に「パワハラ気質な人」と答える。
過去に相当なパワハラを受けたことがあるため実際にパワハラ気質な人とは一緒に仕事をしたくない。
その思いがあったためそのまま伝えたが、面接官が本当に聞きたかったのはどうやらそこではなかったらしい。
家に帰ってからこの質問の意図を調べてみたが、そこそこ一般的な質問のようだ。
そして面接官が本当に聞きたかったのは、社内に苦手な人がいた場合、どうやってその人と関わって行けるか、またどうやってスムーズに業務を進めていけるか、その対応能力や柔軟性を持っているかが知りたかったもよう。
知っていれば違う答えも言えたかもしれないが時すでに遅し。
事前に調べておくべきだった。ちょっと後悔。
ちなみに残念ながら私にはそんな高度な対人スキルはない。
最後に何か質問はありますか?と
これに関しては担当エージェントとの事前打ち合わせで「最低でも3個は考えておいて欲しい」と言われていた。
そのうち2個は会社のことや業務のことなどビジネスに関すること。
もう1個はなんでもいいらしい。
ちなみに私が聞いたことは
- この業界の今後の展望
- 今回募集しているポジションで最も重要なこと
- フレックスタイムの制の有無
これらの質問が良いかどうかは分からない。
しかしどれも入社するにあたり知っておいたほうがいいと思い質問した。
本当は業務のことで聞きたいことがあったが、恐らく人事担当者では知らないことだろうと思い留まった。
聞くべき相手を間違えると空気の読めない奴と判断されかねない。
これで面接が終わりかと思いきや「聞くのを忘れていた」とのことで追加で下記2つの質問を受けた。
- 通勤時間
- 現在の年収と希望年収
通勤時間はそのまま伝えた。
「ちょっと遠いけど苦になりません」と必死のアピール。
ちなみにアピールになるのかどうかは不明。
と言うかならないだろう。
現在の年収はそのまま伝え、希望年収は現在の2割アップの金額を伝えた。
2割の根拠はない。
それでも先方が提示している年収のレンジ内なので問題ないだろう。
これにより面接終了。
全部で1時間半ほど掛かったが、最初の30分が会社説明だったので実質1時間の面接となった。
こうしてみると質問数は少ないかもしれないが質問ごとにそれぞれ深掘りされたので結構長くなったかもしれない。
面接の結果は1週間前後お待ちくださいとのこと。
なお、面接中は子供用の木の椅子に座っていたため途中からお尻が痛くなってきた。
これは失敗だった。
オンライン面接の時は座る椅子にも気を付けよう。
面接終了後、担当エージェントに電話。
面接で聞かれたこと、なんて答えたかを説明。
しかし、英語のため相手が何言っているか分からない&こちらもうまく説明できないため適当に話して終了となった。
そして面接の数日後、担当エージェントから運命のメールが届いた。
祈るようにメールを開くと・・・
なんとそこには「不採用」の文字が!
そう書いてあった訳ではないが、私にも理解できる英語で「ダメでした」と。
予想通り過ぎて面白味に欠ける。
他の候補者に比べマネジメント能力が弱いとのこと。
ガッデム!