祝 初面接!

2021年2月某日、エージェントから紹介されて申し込んだ求人で面接に呼ばれることとなった。
2019年の11月から転職活動を始めてようやく辿り着いた初面接。

ここに来るまで長かった。
いやーホント長かった。
まさかここまで時間が掛かるとは思いもしなかった。

年齢のせいなのか個人のスキルの問題なのかはさておき、40代の転職活動の厳しさを改めて思い知らされた。

そんな訳で、今回は呼ばれた面接のことをメインに、ついでに面接に呼ばれた際の取るべき行動や面接対策なども含めて書いてみよう。
少しでも読者の皆さんのお役に立てればと思う。

まずはエージェントから求人の紹介メールが届く。
よく見もしないで返信したのも問題だが、どうせ書類選考で落ちるだろうと思い軽い気持ちで申し込む。

そして数日後、再度メールが届く。
「書類選考に通ったので面接可能日時を複数教えてくれ」と。

マジっすかー?!
会社はちょっと調べたけど業務の内容すらよく読んでいない。
担当する業務はもちろん、会社のことをもう少し詳しく調べる必要がある。

と言う訳で適当な理由を付けて少しでも時間を稼ぐため土日を挟んで翌週の可能な限り遅い日程を選んだ。

そして面接までの数日、あらゆる対策を練ることにした。

  1. 受ける企業のことを調べる
    特にその企業のホームページは隈なく見る必要がある。
    どんな企業なのか理解していなければ話にならない。
    ホームページに書かれていることは丸暗記するくらいの勢いで取り組む必要があるだろう。
    できればその企業が力を入れている取り組みやプロジェクトがあれば把握しておこう。また、企業の口コミも必ずチェックしておいたほうがいい。

    インターネット上にはいろんな情報が溢れている。
    もちろんすべてが正しいとは限らない。
    嫌になって退職した人がボロクソ書くことも容易に想像できる。
    ただ、実際に勤務した人たちの生の声(おそらく)なので無視することもできない。
    参考にするのも1つの有効な手段だろう。

  2. 受ける企業の業界のことを調べる
    競合他社はどんな企業なのか。
    その業界が抱える問題点。
    将来的な展望(これから伸びる業界か、衰退する業界か)
    自分なりでいいのでこれらも考えておいた方がいいだろう。

  3. 面接対策
    言わずもがな、面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問はある。
    最低でもそれらの質問だけでも回答の準備をしておこう。

    自分で一から考えるのは大変かもしれない。
    その場合はインターネット上にある例文を自分なりにそれっぽくアレンジするのも1つの方法かもしれない。
    インターネット上にはあらゆる面接対策のサイトがあり質問例もたくさんある。
    自分の立場によってされる質問は異なるので、どんな質問が来る可能性があるのか、その回答も予め考えておいた方がいいだろう。

    また、面接の最後に聞かれる可能性が高い逆質問。
    これも予め準備しておこう。
    ホームページ内で気になったこと。
    業界内や企業内での問題点にどう取り組んでいるか。
    その企業の強み。

    例として上記などが挙げられる(私の場合)
    また、面接の最中に気になったことや確認しておきたいことなども出てくることもある。
    そのような場合も質問するべきだろう。

  4. 面接会場までの交通ルートの確認
    地味だが大事な点である。
    自宅や職場から面接会場までどのくらいの時間を要するか、またそのルートなど事前に必ず確認しておこう。
    そして、私は必ず面接会場の最寄り駅構内のトイレの場所を確認しておく。

    普段からスーツを着て仕事をしていれば必要ないかもしれないが、私はスーツではないので面接時にスーツに着替える必要がある。
    職場近くの駅で着替えていたら同僚にスーツでいる場面を見られてしまうかもしれない。

    それを避けるために必ず面接会場側の駅のトイレで着替えるが、仕事が押してしまい面接の時間までぎりぎりになってしまうとトイレの場所を探している暇などない。
    そうならないために予めトイレの場所を把握し時間をロスしないように心掛けている。

このような事前準備を行い、いざ面接へ。

そして面接当日。
⾯接の約束時間10分前に到着。

できれば⾯接会場には遅くとも10分前には到着しておこう。
直前だと焦ってしまい何かしらミスが起こりやすい。
ただし、担当者に到着の連絡をするのは2〜3分前でいいだろう。
10分前では早い。
あまり早いと先⽅の迷惑となるので注意が必要。

少し時間を潰してから担当者に電話して着いたことを知らせる。
担当者が来たので挨拶を交わして席へ移動。

そして⾯接スタート。
下記に質問されたことをまとめてみよう。

  1. 今までのキャリアを含めた⾃⼰紹介を5分程度で
    5分︖

    ⻑くね︖
    ⼀般的に2分程度と⾔われるので5分バージョンは想定していない。
    考えていた内容にちょこちょこ付け⾜して無理⽮理⻑引かせた感があったが5分くらいにはなったと思う。
  2. 今回の転職理由とその会社に応募した理由
    これは想定内。
    予め考えていた内容で回答するが、そもそもの転職理由が微妙なのでうまくまとめられていなかった気がする。
    上辺だけでももう少しそれっぽくまとめておくべきだたっと反省。
  3. 現職の業務内容の詳細と所属している部署の組織
    これも⽐較的によく聞かれる。
    主に担当している業務を説明し、割合をパーセントで伝えるようにしている。
    また、組織がどのようになっているか、それぞれのチームとどのように関わっているかを説明した。
  4. 将来的なキャリアプラン
    これも想定内。
    今回の募集が管理職でのポジションだったので管理職としてどう振る舞うか、そうすることによりどのように会社に貢献できるかを説明。
  5. 英語⼒
    外資なので聞かれて当然だろう。
    しかし業務的にそこまで求められないらしい。
    メールがほとんどだし⽬安としてTOEICで700点ほどとのことなのでちょっと安⼼。
  6. 内定が出た場合、どのくらいの期間で転職できるか。
    これもよく聞かれるだろう。
    事情を説明し素直に1ヶ⽉半くらい⾒て欲しいと伝える。

最後に⾯接官から「なにか質問はありますか︖」ときた。
これも想定内。
まずはこの会社の業界に現在起きている問題点についての会社の考え、また将来的な対策⽅法を聞いた。
これにはちゃんとした対策、計画を⽴てており問題なさそうだった。

次に業務の詳細。
⾃分が説明したように主に担当する業務とその割合を説明してもらった。
実はあまりやりたくない業務があったためそれがどのくらいの割合なのか気になっていた。
その業務は全体の10%もないとのこと。ちょっと安心。

最後に会社の雰囲気。
口コミサイトによるとあまりいいことが書かれていなかった。
ガチで聞くと気にしていることがバレそうだったのでそれとなく聞いてみた。
回答は可もなく不可もなく。
外資にありがちな仲は悪くないが黙々と業務を遂行しているとのこと。
判断が難しい。


以上で今回の面接は終了。

多少の雑談も含めながらおよそ40分間の面接だった。
ちょっと短いか。

しかしながら久しぶりの面接の割にはそれなりの手ごたえがあった。

「もしかしたら二次面接まで行けるかも」


そう思っていた1週間後、エージェントの担当者より普通に不採用の連絡が来た。

総合的な判断とのこと。


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