もうすでに4月も半ばとなってしまったが2020年3月の転職活動をまとめてみようと思う。
その前に、まずは現在の転職市場における状況を見てみよう。
ご存じの通り、世間を大いに賑わせているコロナウィルスの影響もあるかもしれないが、3月になり求人数が急激に減ったような気がする。と言うか間違いなく減っている。
企業からすればコロナウィルスの影響で先行きが不透明となり、今後は業績が悪化する可能性が大いにある現在、例え退職者が出たとしても新たに求人を出すということはコスト面から考えればリスクとなりかねないので躊躇してしまうだろう。
新たな採用は控えて今いる人員で何とかしたい、もしくは状況によっては求人を出すどころかむしろ人員を削減したいと思っている企業も多いはず。
また、働く側からしてもリストラや倒産など余程のことがない限り今の状況では進んで転職活動をすることは避けたいと思う人も多いだろう。
退職してから転職活動を行うにしても仕事をしながら転職活動を行うにしても現在は今まで以上に転職が困難な状況にあり、リスクが高くなることは誰でも容易に想像できる。
そのため現在の転職市場は落ち着いてしまっているので求人数は減って当然だろう。
そんな状況の中、3月中はどのように転職活動を行ったか見てみよう。
スカウトメール
dodaからはありがたいことに毎日のようにスカウトメールが届く。
内容はともかく数は多い。数だけは。
- 企業からのスカウトメール
多くのスカウトメールが届くがほとんどが相変わらず人手不足感満載の業界からがメインとなる。
・警備会社
・タクシー運転手
・保険の営業
・不動産の営業
その他諸々の業界からも「これでもかっ」と言わんばかりに多くのスカウトメールが送られてくるが上記も含め今のところ申し込んでみようと思える求人はない。 - キャリアアドバイザー紹介求人
登録時に面談を行ったキャリアアドバイザーお勧めの求人(自動配信含む)となるが、3月は35件のスカウトメールが届いた。
2月は約60件のスカウトメールが届いていたので、件数だけを見ても3月は約半数とこの1ヶ月で大幅減となった。
なお、決して選り好みしているわけではないが、こちらも申し込んでみようと思える求人はなく求人票の詳細を眺めるだけで終わった。 - 採用プロジェクト担当紹介求人
先月は17件だったが3月は10件のスカウトメールだったのでやはり数は減っている。
1件気になる求人があったので申し込んでみたところまだ返事がない。申し込んだのが3月の中旬なのでもう1ヶ月経つんだが。
確かにホームページには「コロナウィルスの影響で選考が遅れる可能性があります」と記載があるがいかんせん時間がかかりすぎているのではないだろうか。
サイト内のmy page ではまだ「応募中」となっているが、ここまで来て連絡がないということは書類選考で落ちたんだろう。ダメならダメで連絡くらいよこしてもいいと思うがもういいや、なかったことにしよう。
その他のスカウトメールも特に気になる求人がなかったので申し込んでいない。
転職エージェント
マイケルペイジ
担当者から某メーカーの求人を紹介されたので申し込んでみた。
しかしながらこちらも申し込んでから1カ月以上になるが未だに連絡がない。
大変な時期とはいえ書類選考に1ヶ月も掛からないだろう。
ここまで来たらこちらから敢えて連絡をする必要もない。どうせもう落ちているし連絡も来ないから放置でいいだろう。
ロバート・ウォルターズ・ジャパン
3月は6件紹介してもらった。
しかしそのうち1件は半年更新の契約社員。
契約社員だと?!
今現在正社員で働いている人間に対し敢えて契約社員を紹介して来るその意図を聞きたい。
当然ながら速攻で断ったがこの担当者からすればその程度の価値しかないと思われているということになる。ちょっとやるせない。
その他4件は今までのキャリアとマッチしていなかったり諸々の理由で申し込んでいない。
1件だけ業界こそ違うがキャリアにもマッチするし興味があったので申し込んでみた求人があったが結果は余裕の書類審査落ち。
理由は「大きい組織でのマネジメントの経験が必要」との事で残念な結果となった。
小さい組織ですんません。
次頑張ります。
ロバート・ウォルターズ・ジャパンは相変わらず紹介してくれる求人が多い。と言うかもうここくらいしか紹介してくれる転職エージェントがない。
転職活動を始めてから10社以上のエージェントに登録したが、今も頻繁に紹介してくれるのはこの1社だけという悲しい結果。残念ながらこれが40代の現実なのだと改めて実感。
あぁ悲しき40代。
話は逸れたが、まとめると3月は3社に申し込んだことになる。
そのうち1社は書類選考で不採用。
残りの2社は申し込んで1ヶ月以上経つが返事がないという思いもよらぬ結果となった。
どうなってんねん。
今後について
今後はコロナウィルスの影響による倒産やリストラで求職者が溢れるだろう。
東京商工リサーチによると本日4月15日までにすでに61件のコロナ関連の経営破綻が発生している。今後、さらに増えることは間違いない。
このままコロナウィルスが収束せずに世界経済が破綻すれば個人的には本当に北斗の拳の世界になるのではないかとさえ思っている。
このような状況なのでもはや誰もがリストラの対象となり得ると思っておいた方がいい。サラリーマンであれば「明日は我が身」と思い今からリストラ対策をしておくことを激しく勧める。
当ブログでも過去にリストラ対策についての記事「40代が取り組むべきリストラ対処法」を投稿しているので読んでみて欲しい。
リストラは突然やってくる。すでに誰をリストラするか選考を始めている企業もあるかもしれない。
その時になって「まさか自分が」と思っても遅い。遅すぎる。今のうちにできることはやっておこう。